妊娠9週までの中絶希望のかたへ
方法がMVAキット(従来の手術に比べ低侵襲の吸引方法)とお薬の服用のみの2種類の中絶方法があります。どちらも胎嚢が確認できた妊娠4週から9週まで可能です。
1.吸引手術方法;
妊娠9週までに妊娠につきましてはMVAキットに静脈麻酔または局所子宮頚管ブロック注射による除痛後MVAにて吸引する手術による方法、術前検査後(採血+心電図検査)、手術+麻酔同意書記載後確認し2~3日後に手術可能です。
費用は約12~15万程度+α(その後の希望にて避妊ピルの処方や、避妊用ミレーナ挿入など)
2. お薬服用のみの場合;
経口剤メフィーゴパックによる中絶の場合、問診+エコーにて9週までであること確認後採血、同意書の取得後に同日(当院では月、火、水、土)に1剤目のミフェプリストン1T(抗プロゲスストン製剤)を指定医師の面前にて服用後、自宅待機または入院し36時間~48時間後(2日後)に2剤目のミソプロストール(子宮収縮剤)を4T歯茎とほほの間に左右2錠ずつはさみ院内待機または入院にて95%は胎嚢の排泄が可能です。その後超音波にて胎嚢が排出したことを確認して終了です。身体や子宮口への負担がもっとも少ない方法です。麻酔や手術が不要であり、その合併症リスクが減ります。しかし約1割弱で手術が必要となる場合があります。薬剤服用にて1剤目のミフェプリストン服用後軽度の吐き気にて制吐剤を、2剤目のミソプロストール服用(子宮収縮剤)にて下腹部痛が認められますが、痛み止めを処方致します。
費用は約14~15万程度+α(その後の希望にて避妊ピルの処方や、避妊用ミレーナ挿入など)先払いとなります。
どちらの方法でも約1週間後に外来にて再度超音波にて確認致します。
詳細は当院受診後保体保護法指定医師である院長に詳細お聞きください、各方法のメリットデメリット、副作用、期間、入院有無(当院は2床あります)など詳細をご説明いたします。