子宮頸がんは子宮頸がん予防ワクチンにて予防ができます。
子宮頸がんワクチンの副反応は他のワクチンに比べ高いものではなく、以前の副作用として話題になった接種後の痛みによる運動障害や自律神経障害は因果関係がないことが2016年発表された厚生労働省研究班の結果や裁判により証明されております。
現在当院においてガーダシル;4価(19000円)、シルガード;9価(30000円)のワクチンにより子宮頸がんは約70~90%予防が可能です。現在では、大学や学会の有識者においては接種推奨者がほとんどです。私も一番初めに発売された子宮頸がん予防ワクチン;サーバリックス;2価ワクチンの開発治験に携わりました。12~16歳までは公費負担(サーバリックスとガーダシル)それ以降は自費で63歳くらいまで接種可能です。
子宮頸がんワクチンを接種しないリスクより、ワクチンによる子宮頸がんを約90%予防できるメリットを考えてみてはいかがですか?