ご挨拶
私がこれまで行ってきた専門領域は、女性ホルモン;エストロゲンのもたらす様々な役割や機能における研究です、具体的には、更年期障害、骨粗鬆症、動脈硬化、更年期うつといった疾患に加え、月経不順、子宮筋腫、子宮内膜症、月経困難症、月経前緊張症、不妊症といった内分泌疾患;女性ホルモンに関係する疾患ついての診療です。
今後も今まで臨床や研究で取り組んできた女性内分泌学の応用やその発展進化させ女性の健康の維持およびその機能向上を第一義として、エストロゲン補充やワクチンを中心とした予防医学にも取り組んでいく所存です。それにより、女性のtotal health and beautyを目指した医療を展開し、安心安全を担保した効果的かつ最先端でEBMに裏づけされた患者様ひとりひとりに最大メリットをもたらすオーダーメイド医療や予防医療を実践していきたいと考えております。
また、婦人科の診療に加えて九州大学病院高度先進医療センター、日本医師会治験促進センターおよび製薬企業開発部において新しい医薬品の開発(治験や臨床研究事業)に従事して参りました。子宮頸癌予防ワクチン(サーバリックス)は開発医師を担当致しました。
今後も患者様に望まれる新しい治療薬や治療方法の研究も、日々の日常診療と同様取り組んで参りたいと考えております。
院長:永田 英明 (ながた ひであき)
●医学博士
●日本産科婦人科学会専門医
●日本女性医学会専門医
●日本女性医学会評議員
■経歴(学歴、職歴)
第91回医師国家試験合格医師免許証(第387045号)
聖路加国際病院レジデント
九州大学医学部附属病院医員(九大産科婦人科入局)
厚生労働省 医政局研究開発課 医師主導治験実施研究員
九州大学大学院医学研究科博士課程修了 学位授与(医博甲第1743号)
九州大学病院産婦人科医員兼 臨床研究センター専任医師
日本産科婦人科学会専門医(19970234-N-0404)取得
日本医師会治験促進センター 科学技術部 部長
東京女子医大産婦人科非常勤講師
グラクソ・スミスクライン株式会社臨床開発本部ワクチン開発副部長
久留米大学医学部免疫学教室 非常勤講師
九州大学病院高度先端医療センター講師
厚木市立病院産婦人科部長
■研究テーマ
・内分泌学・主に、女性ホルモン補充療法に関する研究
(HRTと心血管疾患、骨粗鬆症、脂質代謝、更年期障害、うつ病、アルツハイマー性痴呆、生活習慣病など)
・ 臨床研究、治験のあり方、免疫学(ワクチン等)、ワクチン治験
■主な研究費獲得状況
平成14年度 | 厚生労働省科学研究;効果的医療の確立推進事業 |
平成14年度 | 厚生労働省科学研究;医師主導型治験促進事業 |
平成16年度 | 赤枝財団研究助成 |
平成17年度 | 骨粗鬆症Lilly Fellowship 研究助成金 |
■受賞歴
2001年度 | 北米閉経学会にて New Investigator Award 受賞 |
2002年度 | 第17回日本更年期学会にて学術奨励賞受賞 |
2003年度 | 第55回日本産科婦人科学会にて高得点演題賞受賞 |
2004年度 | 平成16年度九州大学産科学婦人科学教室賞受賞 |
■所属学会等
日本産科婦人科学会
日本女性医学会
日本骨粗鬆症学会
北米閉経学会(NAMS)